剣道稽古日誌(令和2年2月20日)No.51
一般 Y崎先生、I田先生、A部先生、M田先生、A川、S藤
高校生 磐城高校剣道部
中学生 S賀くん、W邉くん
小学生 K澤くん、S木くん 、H根田くん、O岩くん
稽古前、高校生がY崎先生指導のもと日本剣道形の稽古を行なっていました。
週末審査があるとのことです。
形は、稽古のように。稽古は形のようにとはいいますが、実践は難しいものです。
この形の稽古をみていて、「後の先」ということばが浮かびました。
形は打太刀始動といわれますが、その始動の前に、仕太刀の攻めがなければただの形ばかりのものになってしまいます。
すなわち、まず先に仕太刀の攻めがあって、それに抗しきれずに、打太刀が打ちを引き出され、それに応じた技で仕太刀がうちとる。
つまり、そこにある理合は後の先です。
その後の先の、目にみえぬほどのかすかな攻めを仕太刀がいかに理解し、表現するか。そこが日本剣道形で一番難しいところであり、それを実践の剣道に生かすのは更に難しいことだと私は思います。
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