剣道稽古日誌(令和元年12月5日)No.41

一般 Y崎先生、I田先生、Y本先生、A部先生、S井先生、M田先生、Y吹、A川、S藤 

高校生 磐城高校剣道部、A川さん

中学生 S賀くん、W邉くん 、I井さん、K林さん

小学生 K澤くん、O岩くん、S木くん 、H根田くん


 囲碁と将棋はやらないが、見るのが好きで、特に将棋番組はよくみている。

最近の話題は高校生棋士の藤井七段の将棋である。

その快進撃はすさまじく、勝率75.6%は、並み居るプロ棋士の中で高校生としては驚異的な数字である。

その藤井七段が先日の王将戦挑戦者決定リーグで、有利な戦いを進めながらまさかの頓死をした。

 将棋で自玉が詰むことを見落とすことを「頓死」という。一手のミスが勝敗をわけたのだ。


 剣道の試合は、この将棋と似ていると私は思う。一瞬の技で勝敗が決まる。もちろん力の差で勝敗がきまることが多いが、強いからといっていつも勝つとは限らない。運もある。


 かたや同じ盤上の競技である囲碁は稽古に似ていると思う。地の多さを争う囲碁は、僅かなミスは、別の局面で取り返せばいい。細部の戦いより、全体をみる大局観が重要だ。



 私は、試合より稽古のほうが好きである。

地力の強弱が試される点で努力のしがいがある。それに運に左右される頓死もないからだ。