本日の稽古(5月30日)No.15

稽古参加者

 一般 Y崎先生、I田先生、S井先生、H山、I川、S藤

 高校生 磐城高校剣道部の皆さん

 中学生 N瀬くん

 帰り支度をしている時に、S井先生と今日の稽古の話になった。

「S井先生は応じ技はあまり打たれませんね」

「触刃から打ち切ることを心がけています。師匠から左手は心だと教わったので、受けに回って左手が上がったら負けだと思っています。だから先の技を意識しているのでそう感じられるのかもしれません。」

私が稽古で感じた実感と、S井先生のお話は、辻褄があいました。

だからああいう剣道ができるんだなと。

思っているように剣道をすることはなかなか難しいことです。それをひたすら実践に努めておられるからこそ、素晴らしい剣道ができるのだなと。

実は、私も課題をもって今日の稽古に臨みました。

竹刀の攻め合いの中でお相手と会話ができないか。できればそのやり取りを楽しめないかなあと。なかなか実践は難しいことですが、当面の課題です。

ただ漫然と稽古に臨むのではなく、信念や課題をもって稽古に望むことが剣道の醍醐味ではないでしょうか。

追伸 S井先生許可なく話を掲載してごめんなさい。