剣道稽古日誌(令和6年7月4日)No.223

一般 S藤くん、S井先生、K内先生、T屋先生、A部さん、Y吹、M川、A川、S藤

高校生 I狩さん

中学生 F田兄弟、S藤くん

剣道は今日できたことが次にできるとは限らない。今日打てた面が、まったく同じく打っているのに、次の稽古ではちっとも打てない。そんなことが本当におこる。稽古者はそれで稽古の出来に一喜一憂することとなる。

しかし私はそういう一喜一憂に陥らない。

わたしの場合、:稽古の出来は良い時と悪い時が交互にあらわれる。折れ線グラフがあるとすれば上下のジグザグ。悪い調子の次には必ず上向きの線がくる。

私の稽古にはそういうリズムがあるのだ。

だから私にとって不調こそ好調の前触れであり、次の稽古に期待がもてる。

稽古に一喜一憂しないでいられるというのはそういうわけだ。

人からみればこれは単なる自己暗示に過ぎないというかもしれない。しかしこういうマイナスをプラスに変える自己暗示は、精神性が重視される剣道においては重要なスキルのひとつではないかと、私は思っている。